今回のイベント「レーシングスタッフを体験しよう」には03’D1グランプリ優勝の今村陽一選手が来てくれます。
D1についてちょっと予備知識…
D1のDは「ドリフト」のD、知っている人は知っているかな?初開催は今から5年前の2001年、現在D1グランプリ(以降D1GP)は全7戦を戦い抜くのですが、01’の第一回大会は全5戦と2回少なかったのです。また、予選不通過の参加者が続出していました。その頃のメジャー車両といえば「トレノ・レビン」「シルビア」「RX-7」といかにもってクルマばかり(今もそうですね)その頃から今村選手のドラテクは凄かったようです。
D1のポイントの付け方がまたおもしろい、予選では事前に発表された走行ラインなどの審査ポイントに加え、「角度」、「スピード」、「エンジンの音」、「直線でフル加速しているか」などで判定されます。トーナメント戦に入るといわゆる「追いかけっこ」で追走方式。またまた、判定には、ドリフトの角度や飛距離、マシンの性能差なども考慮されるため、必ずしも速いクルマ、パワーのあるクルマが勝てるとは限らないという。普通のレースではタイムばかりが先行してしまっているような感じだからね…この辺が盛り上がり方の違いになるのか?D1はとにかく「派手」の一言に尽きる
当日、デモカーを提供してくれる「TOP・SECRET」さんも04’のD1GPで優勝したときの「S15」シルビアと現在、谷口先生が参戦しているマーチカップの使用車両も持ってきてくれるという。マーチ?と侮るなかれ!その排気音たるや凄まじいから、是非、音を身体で体験してみて!!しかも、当時はレースカーにベタベタ触れるんだよ!モーターショウなんかだと「触れないで下さい」の立て札に阻まれて…もちろんドライビングシートにだって座れちゃう
そして、レースメカニックの成毛さんも来てくれ、レースメカニックのノウハウなんかも聞けちゃうかも!!乞うご期待!!
N氏:いよいよ、迫ってきましたね。
T氏:え?何がです?
N氏:今村選手が来るイベント
T氏:あーはいはい
T氏:あのシルビア、うちの体験入学でプレゼントにしているやつでしょ
N氏:そうそう!だいぶプレミアもついてきたようだし
T氏:D1GPの予選審査に「エンジンの音」って審査項目があるの知ってます?
N氏:ドリフトの角度を審査するのは聞いたことあるけど、どうやって測っているのか不思議で仕方ないと思っていたのに、「エンジンの音」まで?
T氏:そうなんですよ、てことは「音だけ勝負」なんて参加者もいるのかな?
N氏:じゃあ、うちの実習教材でV8エンジン1万7千CCのあの排気音なら優勝かな?
T氏:V8エンジンは自走できないでしょドリフトしないとただの騒音なんだから。
N氏:「音だけ優勝」
T氏:この人わかってないよ