12月1日にカート・クラブで走行会を行いました。
12月1日は休校日だったので、【茂原ツイン・サーキット】の西コースで走行会を行いました。当日の参加者は8名、天候は晴れで、走行会にはぴったりの天候となりました。
サーキットに到着しても、直ぐに走行することは出来ません。前日に整備を完了させたレーシング・カート(以下カート)を組み立てなければいけません。早く走りたい気持ちを抑えながら、確実な組立を心がけます。
また、今回は初めてのトランスミッション付きレーシング・カート(以下ミッション・カート)のシェイク・ダウンの日でもあり、ミッション・カート整備をメインで担当した自動車整備研究科(一級課程)の学生は、初めてのミッション・カートに期待と不安を抱えてのシェイク・ダウンとなりました。
いよいよ走行開始。最近の走行会では天候に恵まれず、十分に走行できなかった一年生も、今回は一日中走行することができ、カートの楽しさを十分に感じていたようです。ヘルメットを脱げば汗だくで、腕が筋肉痛になるほど、時間を忘れて走り込んでいました。
一方ミッション・カートですが、走り始めは不調。エンジン回転も思うように上がらず、冷却水温も上がってきません。キャブレータの調整や水温を上げる工夫等、走行しては調整の繰り返し。そして、調整が完了し、走行後学生がピットに戻ってきました。「やべー楽しい!すっげー速い!」その楽しそうな顔は本物でした。
学生自身がカートの整備を行う事で、整備の楽しさや、走行する車を安全に調子よく走行させる、整備士の基本を学んでくれる事を願っています。