2007年のD1グランプリ第4戦は、宮城県 スポーツランドSUGOでの開催されました。
梅雨を前にして予選日、決勝日ともに雨が降ったり止んだりというコ不安定なンディションで行われましたが会場は7075人という多くのお客様でうめつくされました。
審査コーナーは例年同様メインストレートを加速区間として、1コーナーから3コーナーを抜けたところまで。
ORC with TOP SECRET、今村選手は、前回の鈴鹿大会で3位に入賞し、シリーズランキングが8位となったため 今回から初のシード枠入りです。
シードに入ると予選が免除されますので、その分チーム全体に程よい余裕が感じられました。
また今回の菅生は予選決勝ともあらかじめ雨が予測されましたが、晴れでのセッティングに加え雨でのセッティングも十分煮詰めることが出来たようです。
いよいよ決勝日、単走1回戦です。
路面状況はウエット。シード選手の走行時間がもっとも滑りやすい路面で、後半につれて乾いていくという厳しい状況でした。
アンダーステアやスピンなどのミスをする選手が多いなか、今村選手はスピード、角度、コントロールすべての面で申し分の無い走りを見せて100点を獲得。シード選手の中では2番目の高得点をとることが出来、余裕の1回戦通過です。
続く追走トーナメント1回戦での相手は、昨年度チャンピオンの熊久保 信重選手です。
1本目、今村選手先行で、熊久保選手のピッタリくっつく追走にアドバンテージは熊久保選手。2本目、今村選手後追いでは、熊久保選手のインを差すものの、1本目の差を挽回することができず、残念ながら、ベスト16止まりとなりました。
けれどその今村選手の走りから、毎戦ごとに見せ付けているマシンの完成度の高さと、追走男と呼ばれていた今村選手の復活を感じさせるものがありました。
最終順位は10位で、単走100点で得た1ポイントと合わせて、トータル21ポイントとなり、シリーズランキングでは7位と、順位を上げることができました。
次回のD1グランプリは、8月25日、26日のエビスサーキットでの開催となります。
ORC with TOP SECRETと今村陽一選手へのご声援をよろしくお願いします。
(D1レポート@教員:谷口)