自動車整備士になるには資格が必要 公開日:2018年08月21日
更新日:2022年12月5日

将来を考えたとき、自動車整備士として手に職をつけ、興味がある自動車に関わる仕事をしたいと思っている人も多いのではないでしょうか。 自動車の点検やメンテナンス、整備には、専門の知識と経験も求められます。
では、自動車整備士になるためには、どのような資格が必要になるのか。また、どのような進路を選択すれば、スムーズにその道へ進むことができるのか。 今回は、自動車整備士になるために、必要な受験資格と試験の内容を紹介します。

目次

まとめ

自動車整備士になるには? どんなステップがある?

自動車整備士になるには、自動車整備士の育成コースがある専門学校や養成校を卒業する選択肢が考えられます。 ここでは、自動車整備士の実務経験と受験資格の関連性のほか、未経験でも自動車整備士なることができるのか、くわしく説明します。


自動車整備士の専門学校や養成校を卒業する

└工業高校(機械科)+実務経験(6か月以上)
工業高校の機械科を卒業して、6か月以上の実務経験を条件に、三級自動車整備士の受験資格を得ることが可能です。

└工業高校(自動車科)
「自動車整備士養成施設」に認定されている工業高校もあります。卒業をすると実技試験が免除されます。筆記試験に合格することができれば、三級自動車整備士の資格を得られます。

└自動車・機械に関する過程を修めていない+実務経験
自動車・機械に関する過程を修めずに、大学・高等学校・中学を卒業した場合、いずれも1年以上の実務経験を経て、三級自動車整備士の受験資格を得られます。

└自動車整備学科を持つ専門学校を卒業
自動車整備専門学校を修了した場合、二級整備士養成課程の卒業生は、卒業と同時に二級の受験資格を得ることができます。

└専門学校や大学の一級自動車整備士過程を修めている
専門学校や大学の一級自動車整備士過程を修了すると、卒業と同時に一級の受験資格が与えられます。実務経験は必要ありません。

自動車整備士の実務経験と受験資格の関係性

自動車整備士の受験資格を得る上で、実務経験が不要になるのは、工業高校の自動車科を卒業、自動車整備の専門学校や大学において二級整備士養成課程、あるいは一級自動車整備士過程を修めている場合です。
対して、実務経験が必要とされるのは、工業高校の機械科を卒業するか、大学、高等学校、中学を自動車・機械に関する課程を履修せず卒業している場合です。

未経験でも自動車整備士の資格を取るには?

未経験で自動車整備士を目指す場合、受験資格を得るためには「自動車・機械に関する課程を修めていない+実務経験」という条件に当てはまります。つまり、実務経験を1年以上積めば、三級の受験資格を得られるのです。もし、働きながら資格取得を考えるのなら、未経験者を募集している自動車整備工場で働くのがよいかもしれません。

まとめ

自動車整備士の仕事は、まさに「手に職」といえる業務です。自動車整備士の資格を持っていることが、将来的の仕事選びで大きなプラスになるのでは。整備を通じて、最先端の技術に携わることができるのも大きな魅力でしょう。自動車に興味を持って、整備士になりたいなら、なおさらです。自動車整備士になるためには、まずは資格の取得を目指しましょう。

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