ディーラー整備士の1日の流れ 公開日:2018年09月21日
更新日:2022年12月5日

ディーラー整備士とは、自動車メーカーの系列の販売店で、整備の仕事を請け負う整備士のことです。主に、点検・修理・アフターケアなどの業務を任されます。民間整備工場の整備士と異なり、販売店が取り扱う車種のみ整備するところに特徴があります。

目次

まとめ

ディーラー整備士の仕事内容は?

ディーラー整備士の1日の流れと仕事の内容、民間整備工場の整備士との違いを以下で説明します。

ディーラー整備士の1日の流れ

ディーラー整備士の仕事は、決められた工程に沿って進めていきます。どのお客様の車の整備や点検、修理のスケジュールはほぼ決まっており、整備士(メカニック)はそれに従って作業をこなすことになります。
ただ、故障車の修理依頼など突発的な案件が舞い込むケースもあります。その際は、予約状況や整備士のスケジュール状況をみて、持ち場に余裕のある人を手配するのが一般的です。
単にスケジューに沿って作業を進めるのではなく、効率性やスピードも重視し、手際よく現場を回して余裕を確保することも重要です。そのうえで、整備ミスや点検の見落としがないよう注意する必要があります。

ディーラー整備士の主な仕事内容は?

ディーラー整備士の主な仕事内容は、ディーラーで新車販売した自動車の点検です。無料点検や車検などを依頼してきたお客様の車を、総合的にチェックする業務がメインとなります。
点検以外にも、パーツ・部品の交換などの整備も手がけます。ブレーキの点検、エンジンオイル交換、バッテリー交換のような一般的な整備から、エンジンやトランスミッションに手を加える重整備を行うこともあります。
昨今の車は、品質の向上で非常に壊れにくくなっており、重整備はほとんど無いといわれます。基本的に点検業務がメインですが、ひとつ一つ細かく点検することで、ユーザーは安心して愛車を運転できるのです。

ディーラーと民間整備工場の整備士の違いは?

前述の通り、ディーラー整備士の業務は、メーカーが取り扱う自動車整備や修理、アフターケアがメインとなります。それに対して、民間整備工場の整備士は、どのメーカーの自動車も修理や点検整備を引き受けます。
民間整備工場は、店舗の規模や整備の内容に開きがあります。少数精鋭の工場から大規模なチェーン店、特殊なチューニングカーの整備を担当するショップなど、業務内容は様々です。小規模の工場であれば、整備士がお客様対応や営業、受付などの事務を行うことも珍しくありません。

まとめ

ディーラーの整備士は、メーカーを代表してお客様の車を預かり、点検や修理を行います。彼らの細かい仕事ぶりがあってこそ、ユーザーは安心して車を乗り続けることができるのです。

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