電気自動車にもスポーツカーってある?
公開日:2018年09月21日
更新日:2022年12月5日
電気自動車(EV)とは、電気モーターで動く自動車のこと。スポーツカーにもEV化の流れが押し寄せており、さまざまなメーカーが開発を始めています。今回は、さまざまなモデルが登場している、EVタイプのスポーツカーについて説明します。
電気自動車にスポーツカーはある?
電気モーターのスポーツカーは、環境性能にすぐれるうえ、快適な走りを実現できる新しいタイプの車として注目を集めています。
電気自動車のスポーツカーを生産しているメーカーは?
米国の車専門誌『モーター・トレンド誌』が毎年開催するレースをみると、国内外で多くのメーカーが電気自動車のスポーツカー開発に力を注いでいることが分かります。レース会場に姿を現したのは、レクサス(トヨタ)、マクラーレン、フェラーリ、ポルシェ、日産、シボレー、メルセデスベンツ、アルファロメオ、テスラといった名だたる自動車メーカーの車。
電気自動車といえば、「燃費がよく環境にやさしい」というイメージですが、強力なエンジンと馬力を持つスポーツカーとの相性もよいことが、エントリーの状況から分かるでしょう。
電気自動車のスポーツカーとガソリンスポーツカーとの違いは?
電気自動車タイプのスポーツカーは、力強い走り心地に加え、電動タイプならではの快適な操作性、軽快なシステム起動が特徴です。
操作も、ガソリン車のオートマチック車と同じく、ハンドルとアクセル、ブレーキのみ。非常にシンプルな運転設計で、はじめてスポーツカーに乗る方でも楽に操作を覚えられるでしょう。
電気自動車のスポーツカーの加速性能は?
電気モーターは、回転数がゼロの静止状態から、一気に最大トルクを生み出すことが可能です。アクセルを踏み込むと、ガソリン車と別次元のトルクが発生し、モーター回転数がマックスまで上がり、加速する特性を持ちます。
電気自動車は、アクセルを離すとエネルギーを回収してバッテリー充電する仕組みのため、ブレーキを踏んだように減速します。スポーツカー仕様の電気自動車は、乗り心地を優先してスポーツカーならではの操縦感覚が楽しめる設計です。それぞれのいいところを組み合わせたハイブリッド性能といえるでしょう。
電気自動車のスポーツカーのメリット・デメリットは?
エコで経済性にすぐれ、なおかつスポーツカーならではのハイパフォーマンスな走りを実現できます。加速性能にすぐれるうえ、振動や騒音などの心配も少なくてすみます。車内で味わえる静粛性は、ガソリンタイプにはない魅力です。電気自動車は基本、補助金制度や税額免除の対象です。コスト的にもメリットがあります。
一方、電気自動車ですのでバッテリー充電まで時間がかかりますし、電気代がかかる点も見逃せません。給油であれば5分程度で済むところが、電気自動車の場合、走りを再開するまで30分程度見込む必要があるでしょう。電気自動車の販売台数自体が少ないため、充電スタンドの整備が遅れている状況も考慮する必要があります。
まとめ
電気タイプのスポーツカーには、ガソリンタイプにないさまざまなメリットがあります。エコでありながら、走り心地を楽しめる車として、今後普及することも予想されます。
本校は読売新聞グループの安心と創立50年の実績があり、これまで多くの卒業生を輩出し自動車関連業界はもとより、多くの職種で活躍しています。
東京都で自動車整備士を目指すなら専門学校 読売自動車大学校にお任せください。