夏休みに、22年前に本校を卒業したOBが、読売自動車大学校を訪ねてくれました。
彼の来校の目的は、
1.学生時代にお世話になったことの感謝の意を伝えるため
2.「どんなことがあっても、あきらめず、前向きに頑張ってほしい」と後輩に伝えるため
3.懐かしい先生方に会うため(次回は、是非夕方に来たいと言っておりました。)
そして、自動車業界だけでなく、「介護・障がい福祉機器」の業界でも整備技術は生かせることを、ぜひ伝えてほしいと言ってました。
学生時代の彼は、とても明るく、温厚な学生で、バイク大好き少年でした。毎週白バイ隊と一緒にバイクの運転技術を訓練し、腕を磨くことを楽しんでいました。彼の750cc(ナナハン)の運転技術は非常に高かったことを覚えています。
あれだけ高い運転技術を身に付けていた彼が、ある日、バイク事故で重傷を負いました。そのときの精神的ダメージや心中の葛藤の大きさは、本人しか分からないでしょう。
しかし、彼はこの事故を切っ掛けに、車いすや介護機器に興味を持ったことで、現在の彼があります。
彼が言うように、我々も前向きに頑張りましょう!!
<OB 高橋良明 さんの現在>
「株式会社 ケアベアーズ」の代表取締役として、新潟県にて、福祉用具の開発・製造・販売を行っています。
また、「社団法人 日本車いすシーティング協会(JAWS)」の理事、「新潟医療福祉大学(義肢装具自立支援学科)」の非常勤講師としても活躍中です。
(報告:榎本)