2014 JOY耐参戦ブログPart7(エンジン慣らし運転)

投稿日:
本番用エンジンが出来上がりましたので、今回はエンジンの慣らし運転へ行って来ました。

image001

慣らし運転とは、新品の部品でエンジンやミッションなどを組み上げた際に、いきなり大きな負荷をかけるような全開走行をするのではなく、こすれ合っている金属部品の表面が馴染むまで徐々に回転数と負荷をかけて一定の走行距離を走ることです。

これにより、丈夫でバッチリと回るエンジンに仕上がります。

慣らし運転の内容は、組み上げたエンジンの状況によっても多少変わってきますが、今回我がチームは時間をかけて丁寧にやりましたよ。

image003

そして卒業生で昨年のチームリーダーのSKJ君が、会社の定休日ということで駆けつけてくれました。
わざわざYCCMのツナギ持参で、母校愛を感じますね~!
レース本番もスタッフとして来てくれるとのことで、とっても心強いです。

image005

慣らし終了後は新品部品の鉄粉が混ざっているので、オイルエレメントとエンジンオイルを交換しました。

そして、そして、今年の強い味方を紹介します。
『クールスーツ』というドライバーの体を冷やすための冷却装置です。
昨年は突然の梅雨明けによる40℃近い気温と、かなりのロング走行で若干めげそうになったため
おつき合いでBOECOM製の試作品のテストをさせて頂くことになりました。

image007
image008

気温40℃時のレーシングカーの室内温度は予想以上の暑さになりますが、加えてドライバーはヘルメットを被り、耐熱生地のレーシングスーツを着ています。
体感温度はご想像通り、走行後は痩せるわけですよね~。(汗)

image011

早速本番前に使用してみましたが、これまた快適!何時間でも走れそうです。p(^^)q

レース本番まで1週間をきり、いよいよマシンメンテナンスも仕上げに入ります。
ラストスパート、頑張りますね!

『レース開催場所&日程』
ツインリンクもてぎ 
2014年7月5日(土)公式予選
2014年7月6日(日)“JOY耐”7時間耐久レース

教員 谷口

本校は読売新聞グループの安心と創立50年の実績があり、これまで多くの卒業生を輩出し自動車関連業界はもとより、多くの職種で活躍しています。
東京都で自動車整備士を目指すなら専門学校 読売自動車大学校にお任せください。

読売自動車大学校 学校案内