2018/9/7(金)企業による実習授業が行われました。
今回、授業をご担当頂いたのは、「関東三菱自動車販売」様です。
対象は一級整備学科の3年生で三菱のアウトランダーを使用してのPHEV(プラグイン・ハイブリッド)の実習を行って頂きました。
今回の授業では、アウトランダーPHEVについての構造や機能について教えて頂きました。
走行モード(EV・シリーズ・パラレル)についてや、ツインモータ4WD、給電機能について解説をして頂きました。
車両各部の構造確認をおこないました。(ラゲッジルーム)
ここにハイブリッドの制御装置(インバータ、コンバータ、モータコントローラ)が搭載されています。
車両各部の構造確認をおこないました。(車両後部下回り)
車両中心部分には200kgのリチウムイオンバッテリーが搭載されています。
後ろはモーターのみで駆動するタイプの4WDなので、プロペラシャフトはありません。
また、エンジンはほぼ発電機として働きますので、この車両にしては非常に簡素なマフラーがついています。
車両各部の構造確認をおこないました。(車両前部下回り)
エンジンでジェネレータ(発電機)を回し、バッテリーの充電やモーターの駆動を行います。
アウトランダーPHEVはハイブリッドの中でもEV(電気自動車)にかなり近い構造ですのでほとんどエンジンでは走行しません。
一級整備学科では、企業による実習授業を多く実施しており、企業情報を肌で感じる機会が多くあります。
【報告 鈴木】