4月28、29日と富士スピードウェイにてD1グランプリ第2戦が開催されました。今回は予選、決勝共にドライコンディションで競技が行われ、特に決勝日は富士山が鮮明に見えるほどのさわやかな晴天となりました。
今年から、観戦用に新たにスタンドが設けられ、観客動員数は公式発表では15,000人と、多くのお客様でうめつくされました。
予選にはシード選手を除く52名がエントリー。そのうち決勝日の単走1回戦に進出できるのは20名だけという激戦となります。
昨年「レーシング・スタッフ入門」のイベントで、読売自動車大学校にD1車両を持ち込んで講演して頂いた「今村陽一選手」も、もちろん大活躍です。
VQエンジンを搭載したZにマシンチェンジして今季2戦目の今村選手は、高いスピードと理想的なラインどりを両立させて、予選を何と、100点、トップ通過することが出来ました。この勢いに乗って決勝日の単走でも、100点を出して8位通過。ベスト16追走トーナメントでは、1回戦で、絶好調の川畑選手との対戦となり、惜しくも敗退。けれど、その走りと車の動きはシェイクダウンからたった1ヶ月とは思えないほどの、高い完成度を示していました。最終的な結果は12位となりましたが、確かな手ごたえを感じることが出来た内容の濃いレースだったと思います。
次回のD1グランプリは、5月26日、27日の鈴鹿サーキット大会になります。
今後の活躍がおおいに期待されるORC with TOP SECRETと今村陽一選手への応援をよろしくお願いします。
(教員:谷口いづみ)