7月3日 日曜日
梅雨らしい曇り空と蒸し暑さの中、決勝レースが行われました。
まずは、朝一番に車検を受け、その後は全体ミーティングです。
規定量30Lのガソリンを給油し車両をスターティンググリットに並べます。
レース中はサーキット内のガソリンスタンドで、1回につき最大30Lの給油が義務付けになっており、給油時には規定時間停車をしなくてはなりません。
又、スタンドが混雑しているときにあたってしまうと、時間をオーバーしてしまうことにもなりますので、給油のタイミング調整は、チームの団結力の見せ所になります。
その後、グリッドにて恒例の集合写真を撮りました。
そしていよいよ7時間耐久レースの始まりです。
スタートは池田選手(私の義理の兄&エースドライバー)、そして姉(読売卒業生)、私の順で走ります。
順調に周回を重ねクラス1位を独走状態で走行。チームにも気合が入ります。
そして1時間ほど経過した頃でしょうか、突然の車両トラブルによりコース脇に停車。
回収車両により搬送され何とかピットまで戻り、素早い修復作業により何とかコースへ復帰することができました。
トラブルの原因はホイールの寿命によるものでした。
真夏のもてぎでの7時間走行という過酷な状況を十分考慮し、整備は完璧に行ってきた、という自信はありましたが、何の前触れもないホイールの寿命というトラブルは全く予想することができませんでした。
修復後の車両は、悔しい事にとても調子よく、順調に好タイムで周回数を重ね、完走を目指して懸命に追い上げました。
レース中盤には、給油&ドライバーチェンジに加え、メカニックの見せ場、“タイヤ交換”を行いました。
同時にドライバーごとの発信機交換や、クールスーツのホース取り付け&ドリンク交換も行いましたが、我がチームのスーパーメカニックはとても頼もしく完璧に作業を行い、練習の成果を思い切り発揮することができました。
そして7時間・・・
トラブルにより1時間ほど走行できなかったため、順位はかなり落ちてしまいましたが・・・
何とか無事に完走することができました。
結果はクラス13位、総合73位。
予期せぬトラブルにより悔しい結果となりましたが、この悔しさを無駄にしないよう次に繋げていきたいと思っています。
一緒に頑張ってきてくれた学生の皆さん、
当日駆けつけてくれた卒業生の皆さん、たくさんのご協力を頂きました先生方
本当に有り難うございました、お疲れ様でした。
応援をいただきました皆様にも熱く御礼を申し上げます。
そして改めまして、今年も多大なるご支援、ご協力を頂きました
俊幸モータースの成毛様、山本様、トップシークレット様、ガレージミラルダ様、プロジェクトミュー様、TM岩波様、モティーズオイル様 (順不同)
本当に有り難うございました。心より御礼申し上げます。
【教員 谷口】
2016JOY耐参戦ブログpart6(レース直前タイヤ交換練習)
2016JOY耐参戦ブログpart5(直前メンテナンス&打ち合わせ)
2016JOY耐参戦ブログpart3(トランスミッションとLSDのオーバーホール)
2016JOY耐参戦ブログpart2(メンバー紹介と占有練習会2)