2019年2月7日(木)、1級整備学科の企業協力授業が行われました。
今回は、BMW GROUP JAPAN様とニコル・カーズ様に協力いただき、BMWの最新車両で先進の安全性能と電気的な故障の診断方法を教えていただきました。
まずは、電気的故障診断に必要な回路図の確認です。普段の授業で学んだ内容を思い出しながら、電気の入出力信号を確認しています。
信号の流れを理解した後、BMW 218i グランツアラーを用いて実際に診断を行いました。
本校卒業生でBMWマイスターを取得している慶尾さんが直接指導してくれました。
BMWマイスターとは、BMW車を熟知し、培った経験と知識で素早い判断力を持ってトラブルを解決する、BMWテクニシャンの最高峰の称号です。
高品質なサービスを維持するためには、整備技術の向上はもちろん、お客様とのコミュニケーションを特に大事だそうです。ホテルやレストランなど、他業種のホスピタリティも参考にしているそうです。
最後に、先日発売されたばかりのBMW M850i xDriveカブリオレで、パーキング・アシストの実演をしていただきました。
写真では伝わりにくいかもしれませんが、ステアリングを握らなくても自動で切り返しを行い、正確に駐車位置まで移動しています。運転に自信のない方でも安心ですね。
今回、ご協力いただいたニコル・カーズ様は、日本で唯一全国BMW最優秀ディーラー賞を7度受賞しており高い技術とサービス力のある企業です。実務で必要となる素早く正確な判断力と相手の目線に立った教え方・伝え方がとても参考になった1日でした。ご協力ありがとうございました。
公式ホームページでBMWテクニシャンのマイスター制度が解説されています。
これからメカニックを目指す皆さんのキャリアパスの参考になるのでぜひご覧ください。